家族の希望を集約しよう
暮らしやすい家造りのためには、家族全員が満足できる間取りを実現できるかどうかがポイントになります。せっかく立派な住宅を建てたとしても、間取りが使い勝手の悪いものになってしまっては、長く住み続けるのは難しいでしょう。では、理想の間取りを実現するためには、どういった点に注意しなければならないのでしょうか。
これについてまず言えるのは、施主一人の考えだけで間取りの設計を行うのではなく、家族全員の希望を集約するべきであるということです。例えば、施主である父親はリビングは狭くて良いと思っていたとしても、母親や子供たちは家族が集まる広いリビングを希望しているかもしれません。そういった場合には、家族間でしっかりと話し合いを行って、どれくらいの広さのリビングにするかを決めるようにした方がよいのです。
専門家の意見を尊重しよう
間取りの設計を行う上でもう一つ重要な点は、専門家である設計士のアドバイスや意見を尊重した方がよいということです。設計士は長年の経験に基づいて施主の希望に適した間取りを提案してくれるはずですので、よほど明確な理由がない限りは、頭ごなしにそれを否定しない方がよいでしょう。だからといって、設計士から提案された間取りの案をそっくりそのまま受け入れなければならないというわけではありません。気に入らない点があれば、正直にそれを指摘して、設計し直してもらっても全く問題はありません。大切なのは、設計士と議論を重ねてより良い間取りを作り上げていくという姿勢です。
京都の注文住宅には、スキップフロアのある3階建てのものから、バリアフリーの平屋のものまでさまざまなものがあります。