これなら狭さを感じない!狭小住宅のスペースを上手く活用する方法

狭小住宅のメリットと生かし方

狭小住宅は、不整形地や建物と建物の隙間にある狭い土地の活用方法として有効で、登記費用のほか固定資産税や都市計画税も低額になり、経済的負担が小さくて済みます。狭小住宅なら、都市部の利便性が高いエリアに建てられるでしょう。コンパクトな室内は清掃しやすく、メンテナンスに手間がかかりません。空間が狭いことから、冷暖房費も抑えられるし、改修や修繕の費用も安くあげられます。単身者用のアパートやマンションのように部屋数が少ないとはいえ、隣室と壁が接していないため近隣の生活騒音に悩まされることもないのです。集合住宅が苦手な単身者には狭小住宅が最適と言えるでしょう。

狭小住宅で重要な収納と階段の配置

狭小住宅では、狭さをカバーするため様々な工夫が必要です。天窓を設けたり吹き抜けを作ったりすると、室内が明るく広々とするでしょう。動線の確保も考えなければなりません。特に、キッチン・洗濯機・物干し場といった場所につき、家事がやりやすい動線を整える必要があります。階段の配置も重要です。階段下のスペースに洗濯機やトイレを設置すると、少ないスペースを上手く生かせます。階段の脇の壁には棚や収納を設置する工夫も有効です。大きな収納を1箇所にまとめて作るのではなく、小さな収納をたくさん設ける方が狭小住宅には向いているでしょう。納戸のような大きな収納スペースがあると、その分居住スペースが狭く感じられるのです。それから、屋根裏部屋を物置にすることはおすすめできません。必要な物を取りに最上階まで上がるのは大変です。屋根裏部屋を子ども部屋にするといった活用方法を考えましょう。

狭い土地に建てられた家を狭小住宅といいます。一般的には約15坪~20坪の土地に建てられた住宅ですが3階建てにしたり工夫すると住み心地のいい家になります。

得るドア